大使館をエルサレム移転へ ブラジル次期大統領

2018/11/2 12:19
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【リオデジャネイロ=共同】先月28日のブラジル大統領選決選投票で当選した「ブラジルのトランプ」と呼ばれるボルソナロ下院議員(63)は1日、選挙公約通り在イスラエルのブラジル大使館を商都テルアビブから、国際社会が首都と認めていないエルサレムに移転すると表明した。ツイッターで明らかにした。

来年1月の就任以降とみられるが、時期は明らかにしなかった。実際に移転すれば、5月の米国と中米グアテマラに続き3カ国目。帰属を争うパレスチナ自治政府や、アラブ諸国などが強く反発するのは必至だ。

表明を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は1日に声明を出し「歴史的で刺激的な一歩だ」として歓迎の意向を示した。

トランプ米大統領を信奉するボルソナロ氏は選挙戦で、エルサレムをイスラエルの首都と認めると表明。首都ブラジリアにあるパレスチナ自治政府大使館の撤退を求める意向も示していたが、1日の記者団の取材には「大統領府に近すぎるため移転を求める」と述べるにとどまった。

在イスラエル大使館を巡っては、南米パラグアイもいったんエルサレムへ移したが、8月に就任したアブド・ベニテス大統領がテルアビブ近郊に戻すと表明。一方、オーストラリアのモリソン首相は10月、エルサレムへの移転を検討していると明らかにした。

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