音声から字幕を生成、スマホへ 全国24放送局が実験

2018/11/2 12:10
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日経クロステック

マルチスクリーン放送協議会(大阪市)は2018年11月1日、全国11エリアの24放送局の協力を得て、生放送番組の音声から字幕データを自動生成し、スマートフォン(スマホ)などのセカンドスクリーンに配信するシステム「字幕キャッチャー」の実証実験を開始すると発表した。

字幕キャッチャーの実証実験の概要(出所:マルチスクリーン放送協議会)

字幕キャッチャーの実証実験の概要(出所:マルチスクリーン放送協議会)

NHK放送技術研究所と情報通信研究機構(NICT)がそれぞれ開発する2種類の音声認識技術を活用する。災害発生時など通常の字幕対応が困難な状況においても視聴者に情報を提供できるシステムを構築し、実用化することを目指す。

この実験は、総務省の18年度「視聴覚障害者等のための放送視聴支援事業」に採択されて実施する。期間は11月26日から30日(静岡県は19日から23日)。対象番組は、主に各局夕方帯のローカルニュース。Inter BEE 2018(2018年国際放送機器展、幕張メッセで11月14日から16日に開催)でデモを実施する。

マルチスクリーン放送協議会は、セカンドスクリーンサービスの実用化を目指すマルチスクリーン型放送研究会(マル研)の提案を実践するため、マル研の中核を担う在阪民放5社により13年7月に設立された一般社団法人である。

今回の実証実験に参加するのは、北海道放送、札幌テレビ放送、北海道テレビ放送、テレビ北海道、北海道文化放送、新潟テレビ21、静岡第一テレビ、静岡朝日テレビ、静岡放送、テレビ静岡、奈良テレビ放送、山陰放送、山陽放送、テレビせとうち、岡山放送、南海放送、愛媛朝日テレビ、あいテレビ、テレビ愛媛、テレビ高知、山口放送、熊本県民テレビ、テレビ熊本、南日本放送。

(日経 xTECH/日経ニューメディア 田中正晴)

[日経 xTECH 2018年11月1日掲載]

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