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朝食抜きで体内時計に乱れ エネルギー消費減り体重増

朝食を抜くと、肝臓での脂質代謝や体温に関する体内時計が乱れ、エネルギーの消費が減って太ることを、名古屋大の小田裕昭准教授(時間栄養学)らの研究チームが解明し、31日付の米科学誌に発表した。

朝食を抜くと肥満やメタボリック症候群、糖尿病などになりやすいことが知られているが、その仕組みは分かっていなかった。小田准教授は「朝食は体内時計にとって最も重要な食事。朝食を勧める科学的根拠が示せた」と話している。

チームは夜行性のラットを2グループに分け、12時間ごとに照明を暗くしたり明るくしたりしながら脂肪を多く含む餌を与える実験を2週間行った。暗い時間帯が人間の日中の活動時間帯に当たる。

一方のグループには暗くしたと同時に餌を与え、もう一方には朝食を抜いたのと同じ状態になるよう、4時間遅れて餌を与えた。すると、食べた量と運動量はほぼ同じだったが、朝食抜きのグループは、もう一方のグループより内臓脂肪が増え、体重の増加量も5グラム多かった。肝臓で脂質の代謝に関わる遺伝子や、体内時計をつかさどる一部の遺伝子が働く時間がずれていたという。

体温は両グループとも食べ始めると上昇し、明るくなると下がった。朝食抜きだと体温が上がっている時間が短くなり、消費するエネルギーが少なくなったとみられる。〔共同〕

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