2019年5月23日(木)

王子製紙、印刷・情報用紙値上げ 19年1月から10~20%

2018/11/1 18:53
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王子ホールディングス(HD)傘下の王子製紙は1日、2019年1月1日出荷分から印刷用紙と情報用紙の価格を引き上げると発表した。上げ幅は印刷用紙が20%以上、情報用紙が10%以上。原燃料価格や物流費の上昇分を製品に転嫁する。同業他社も追随するとみられる。

王子製紙の値上げ表明を受け、他社も追随する可能性がある

販価の引き上げ表明は昨年春以来。満額浸透するとカタログなどに使うロール状の塗工紙(巻き取り、A3規格)の代理店卸価格(中心値)は1キロ124円前後、コピー(PPC)用紙は同約137円となる。

印刷用紙などに使う南米産の広葉樹さらしクラフトパルプ「L-BKP」の日本向け輸出価格は前年同期に比べ1割以上高い。薬品代や物流費の上昇も重なり、製紙各社の収益を圧迫していた。

電子化で印刷・情報用紙は市場縮小が続く。日本製紙連合会(東京・中央)によると、17年の両分野の内需は11年連続で前年を下回った。印刷会社など需要家の抵抗は強いとみられ、交渉は長期化する可能性がある。

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