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電子契約のHolmes、5億2000万円調達

電子契約サービスのHolmes(ホームズ、旧リグシー、東京・千代田)はベンチャーキャピタル(VC)のジャフコなどから第三者割当増資で5億2000万円を調達する。紙文化が根強く残る法務業界では効率化が図れるデジタルサービスの需要が足元で高まっている。ホームズは調達資金を技術人材の確保に充て、システムの機能向上を図る考えだ。

ジャフコが運用するファンドのほか、既存株主の500スタートアップスジャパンが運営するファンド、メルカリの金融子会社メルペイの青柳直樹社長など3人の個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施する。払い込みは2018年内に完了する見込み。

ホームズは契約書の作成から締結、また更新時期などの管理を一括でクラウド上で提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)「Holmes(ホームズ)」を17年から提供している。法人契約が基本で1社あたり最低12アカウント、月6万円から提供している。サービス導入から約1年間で有料契約顧客数は約180社に拡大している。

10月末には世界約180カ国で40万社以上が導入する電子署名システム「ドキュサイン」とシステム連携し、ホームズ上で作成した契約書をドキュサイン上で世界各国の拠点とやりとりできるようにした。11月1日付で社名をリグシーからサービス名と同じホームズに変更した。笹原健太社長は「さらなる事業拡大と認知度向上を図りたい」とした。

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