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ペルー、フジモリ氏長女の身柄拘束 大統領選出馬困難に

【サンパウロ=外山尚之】南米ペルーの裁判所は10月31日、フジモリ元大統領(80)の長女で最大野党の党首、ケイコ・フジモリ容疑者(43)の36カ月間の身柄拘束を認めた。ケイコ容疑者は収賄やマネーロンダリング(資金洗浄)に関わった疑いで、直ちに拘束された。フジモリ氏の後継者として過去2度の大統領選に出馬し、2021年の次期大統領選でも有力候補だったが、出馬は難しくなった。

31日、拘束命令を受け連行されるケイコ・フジモリ容疑者(写真中央)=ロイター

検察はケイコ容疑者が11年の大統領選に出馬した際、選挙資金としてブラジル建設大手のオデブレヒトから120万ドル(約1億4千万円)を不正に受け取り、資金洗浄を主導したとしている。

同容疑者は10月10日に拘束された後、控訴裁が同17日に「拘束には法的な根拠がなかった」と判断し解放されたばかり。検察は国外逃亡の恐れがあるとして身柄拘束を求めていた。

ペルーでは1990年から2000年にかけ大統領として国を率いたフジモリ氏の評価が分かれている。ケイコ容疑者はフジモリ氏の後継者として11年と16年の大統領選に出馬したが、いずれも反フジモリ派の候補に僅差で敗れた。

21年の大統領選にはケイコ容疑者の弟でフジモリ氏次男のケンジ・フジモリ氏(38)も出馬を目指していたが、議会での買収工作が発覚し、議員資格停止となっている。フジモリ氏も10月3日に恩赦が取り消しとなり、病院に入院している。長年にわたりペルー政界に影響力を誇っていたフジモリ家だが、急速に勢いを失いつつある。

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