2018年11月21日(水)

「奇跡の馬」施設に戻る 豪雨で濁流から生還、岡山

西日本豪雨
中国・四国
社会
2018/11/1 11:59
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西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町地区の介護老人保健施設「ライフタウンまび」で濁流にのまれ、奇跡的に近隣住宅の屋根の上で見つかったミニチュアホースの「リーフ」が1日、避難先の牧場から施設へ戻り、歓迎会が開かれた。

介護老人保健施設に戻ったミニチュアホースの「リーフ」(1日午前、岡山県倉敷市真備町地区)=共同

リーフは入所者のアニマルセラピーのため、昨年3月から施設に併設する農場で飼育。付近住民からも親しまれ、地域のアイドル的存在だった。

しかし、豪雨で馬小屋から流され行方不明に。数日後、住宅の屋根の上にいるのが発見された。その後、岡山市内の牧場に預けられていたが、飼育環境が整い、施設へ戻ることになった。

歓迎会では約30人が出迎えた。久々にリーフをなでたライフタウンまびの利用者、竹下照幸さん(89)は「元気に戻ってきてうれしい。動物がいると、にぎやかになるね」と笑顔を見せた。施設長の桑原一朗さんは「(豪雨から)約4カ月たち、利用者も少しずつ戻ってきた。リーフも来て、みんなの楽しみも増えたと思う」と話した。

リーフを預かっていた牧場の市川雅也さんは「たくさん食べて元気に育ってくれた。真備町の復興のシンボルになってほしい」と期待を寄せた。

新たにウサギ2匹も仲間に迎える。〔共同〕

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