コカ・コーラ、豪雨で被災の本郷工場(広島県三原市)を移転
2020年に再稼働

2018/10/31 20:04
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コカ・コーラボトラーズジャパンは31日、7月の西日本豪雨で被災し操業を停止している広島県三原市の本郷工場を同市内に移転し、2020年春に再稼働させると発表した。移転先として17年6月に閉鎖したシャープの工場跡地を取得する契約を結んだ。現工場は全自動の倉庫を併設しており、工場移転後も物流拠点として活用する。

年内に着工、20年春にペットボトル製品の製造設備2ラインを稼働させる。需要が好調な「綾鷹」など無菌充填ペットボトル製品の専用ラインと、無菌充填ペットと炭酸飲料ペットと両方作れるラインを導入する。現工場は3ラインで同社17工場の約5%の製造量を担っていたが「新工場には最新設備を入れ、生産能力は現工場を上回る」(コカ・コーラ)という。

本郷工場は西日本豪雨で沼田川が氾濫したため約2.5メートル浸水、ラインが止まり、自動倉庫も使えなくなった。現在、自動倉庫はフォークリフトなど手動で稼働させている。新工場用地の取得額や面積、総投資額などは公表していない。

同工場は中国地方5県を営業基盤とする工場として1973年に竣工。「ジョージアコーヒー」やペット製品などを生産していた。派遣を除く従業員は約120人。現在は新工場の建設に携わったり、他工場に移ったりしているが「20年春の操業再開に向けて改めて配属を検討する」という。

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