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幸楽苑、赤字脱却メド 再成長探る 社長に新井田昇氏

幸楽苑ホールディングスは31日、新井田傳社長が11月1日付で会長に就き、長男の新井田昇副社長が社長に昇格する人事を発表した。2019年3月期は2期ぶりに赤字から脱却する見通しとなるなど業績不振から脱却するメドがたったと判断し、経営の若返りを進める。新社長は再成長策を探ることになる。

新井田昇氏は三菱商事を経て幸楽苑(現幸楽苑ホールディングス)に入社。その後楽天に出向するなど社内外で経験を積み、早くから後継者候補とみられていた。

幸楽苑は過去の大量出店で採算管理が甘くなっていたところに16年10月のラーメンへの異物混入事故が発生。客離れが起き前期は32億円の当期赤字を計上した。監査法人からは事業継続のリスクを指摘された。

こうした厳しい局面に対応し新井田傳社長主導で不採算店の閉鎖などのリストラを進め、財務体質の改善を進めた。

その一方で新規客の開拓を担当したのが新井田昇副社長だ。ギョーザの無料券を配布する従来の手法を見直し、テレビCMやSNS(交流サイト)を利用した集客を進めた。コンビニとの提携商品などの新機事業も主導した。

コスト削減と増収策が功を奏し今期の当期利益は7億円に回復する見通しだ。もっとも業界のリーディングカンパニーの一角を占めた10年ほど前に比べ存在感は低下している。新社長は消費者の支持をさらに高めていく必要に迫られている。

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