「型式証明、準備は順調」 MRJ開発で三菱重工社長

2018/10/31 20:00
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三菱重工業は31日、国産ジェット旅客機「MRJ」の開発子会社、三菱航空機(愛知県豊山町)に2200億円の財務支援をすると発表した。同日都内で開いた決算会見で三菱重工の宮永俊一社長は「(商用運航に必要な)型式証明取得の準備は順調だ」と強調。2020年半ばの初号機納入にめどが付きつつあると明らかにした。主なやりとりは以下の通り。

――資本増強は他の株主にどう説明したのか。

小口正範最高財務責任者(CFO)「既存株主には不利益にならないように資本増強プランを示した。MRJの投資回収は長期になる一方、開発などには相当の資金が必要だ。債務超過は12月末までに解消する。株主の理解は得られたと思う」

――20年半ばの初号機納入は確実か。

宮永社長「配線などの設計を変更した機体をいまつくっている。現場で書類作成なども慣れてきており、試験結果も良い。型式証明の取得準備はかなり順調で納期は守れる。19年度にはもっと組織体制を強化していく」

――三菱航空機はカナダの同業から提訴されたが、開発への影響は。

宮永社長「(機密情報の不正流用は)根拠がなく、過失がないことを訴えていく。しっかりと支援する姿勢は変わらず、その限りでは開発遅れなどの影響はない」

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