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白血病、既存の乳がん薬が効果 京大が遺伝子変異特定

京都大学の松尾英将助教らは、子どもの急性骨髄性白血病に関係する新たな遺伝子変異を突き止め、米血液学会誌(電子版)に11月1日発表した。細胞実験では、乳がんの治療薬がこの遺伝子の働きを邪魔し、増殖を抑えられた。副作用の小さい治療薬の開発につながるとみており、動物実験で効果を確かめたうえで臨床応用を目指す。

子どもの急性骨髄性白血病は国内で毎年、200人が発症している。抗がん剤などで治療するが、5年後の生存率は50~60%ほどで、副作用も大きい。

研究チームは特定の染色体に異常がある患者の細胞を取り出し、遺伝子を調べた。一部の患者では「CCND3」という遺伝子に変異が見つかり、がん細胞が増殖しやすくなっていた。

この遺伝子の働きを抑える乳がん治療薬を、培養した白血病細胞に加えたところ、ほとんど増殖しなくなった。松尾助教は「対象となる患者は少ないが、有効な治療につながる可能性がある」と期待する。CCND3遺伝子が変異していない患者にも効果があるか、今後検証する。

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