2018年12月16日(日)

未充足の地域枠定員削減 医学部、20年度以降

2018/10/31 16:48
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地方の医師不足解消に向け、地元で一定期間働く代わりに奨学金貸与などを受けられる大学医学部の「地域枠」の定員が埋まっていない問題を受け、文部科学省が充足率が低い大学の地域枠の定員を2020年度以降減らす方針であることが31日、分かった。

文科省はこれまで、地域枠などに限っては各医学部の恒久的な定員とは別に増員を認めている。ただ過去11年間で計約2600人分の地域枠定員が埋まらず、大学側がその分を勤務地に制限のない「一般枠」としていたことが厚生労働省の調査で判明した。

文科省は20年度以降の対応を決めるに当たり、これまでの充足率の実績を加味して設定すると決定。未充足だったところは地域枠の増員幅を削減する。各大学の具体的な定員については厚労省と協議し、今後決定する。

文科省の担当者は「新規に地域枠の設定を認める大学もあるとみられ、医学部定員全体をただちに減らすわけではない」と説明した。同省と厚労省は、地域枠を入試段階から一般枠とは別枠にする方向で調整している。〔共同〕

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