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千代建、最終赤字1050億円 19年3月期 米シェールLNGで費用増

千代田化工建設は31日、2019年3月期の連結最終損益が1050億円の赤字(前期は64億円の黒字)になりそうだと発表した。65億円の黒字を見込んでいた従来予想から一転して過去最大の赤字となる。最終赤字は2期ぶり。

米国で工事を進めているシェール由来の大型液化天然ガス(LNG)プロジェクト「キャメロン」の採算が悪化。労働者の人件費が上昇し、約850億円の追加工事費用を計上する。

米国では労働者の人件費が高騰している。原油価格の上昇でシェールガス開発を再開する動きがあることや、昨夏にメキシコ湾岸を襲ったハリケーンの復興事業が本格化しているためだ。

労働市場が逼迫し、キャメロンプロジェクトの労働者定着率が想定を下回り、技能工の不足から現場の生産性が悪化している。19年中に予定する完成までに増えるとみられる人件費負担など工事コスト増を織り込んだ。

繰り延べ税金資産の取り崩しによる税負担の増加も利益を押し下げる。赤字転落に伴い、期末に予定していた配当(7円50銭)は無配とする。

キャメロンプロジェクトを共同で手がける米マクダーモットが30日に発表した決算で追加工事費用を計上したことを受け、千代建の株価は31日午前中から外国人投資家を中心に売られ、一時ストップ安水準(前日比21%安の562円)を付けた。

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