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LIXIL、瀬戸社長退任へ 新社長に山梨社外取締役

LIXILグループは31日、瀬戸欣哉社長(58)が2019年春に退任する人事を発表した。後任の社長に社外取締役の山梨広一氏(64)が就任する方針。創業家出身の潮田洋一郎取締役会議長の指導力が維持される中、藤森義明・前社長に続いて2人目の「プロ経営者」が経営を退くことになる。

山梨広一氏
瀬戸欣哉氏

社内取締役1人、社外取締役4人で構成する指名委員会が意思決定し、31日開催の取締役会で決定した。山梨氏はマッキンゼー・アンド・カンパニーなどを経て、16年からLIXILグループの取締役に就いている。

LIXILグループは22日に19年3月期の連結純利益予想(国際会計基準)を500億円から15億円(前期比97%減)に下方修正することを発表した。伊子会社の売却を巡る混乱などが影響した。

瀬戸氏は住友商事出身で、工具のネット販売会社MonotaRO(モノタロウ)を創業し東証1部に上場。16年に創業家で取締役会議長の潮田洋一郎氏に実績を買われトップに就いた。買収先の不正会計の影響もあって16年3月期に256億円の最終赤字に転落していたが、前社長の海外への拡大路線を修正し、不採算事業を整理。18年3月期決算で純利益が過去最高を記録した。

だが、19年3月期の事業利益予想(日本基準の営業利益に相当)を850億円から450億円(41%減)に下方修正。国内は新築着工の落ち込みや自然災害によるリフォーム工事の遅延、海外は新商品の発売遅延や販売不振が響いたほか、原材料コストの上昇も利益を圧迫した。

さらに、業績が振るわないイタリアの建材子会社ペルマスティリーザの中国企業への売却が米国の対米外国投資委員会(CFIUS)から承認を得られず、ペルマスティリーザを継続事業として扱うことによって純利益を235億円下押しする影響が出た。ペルマスティリーザの買収を主導したのは創業家で取締役会議長の潮田洋一郎氏だった。

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