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サッカーACL、Jリーグ勢の連覇に期待
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/11/2 6:30
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この鹿島と決勝で対決するのはイランの首都テヘランをホームとするペルセポリス。2年連続でACL西地区の準決勝に進出し、今年は元スペイン代表MFシャビを擁するカタールのアルサッドに競り勝って初の決勝進出を果たした。

スピード感あふれる攻撃も要注意

かつての正式名称は「ピルズィ・テヘラン」で、多くのイラン代表選手を抱えて国内で無敵を誇った。1990年代にはダエイ、アジジ、マハダビキア、バゲリ、カリミら日本でも知名度の高い名選手を擁し、黄金時代を築いた。近年はイラン代表選手の大半が欧州を中心とした国外のクラブでプレーしているが、それでも今年のワールドカップにはGKベイランバンドら2人を送り込んだ。身長194センチ、ワールドカップではクリスティアノ・ロナルド(ポルトガル)のPKを止めたベイランバンドは、鹿島にとって大きな壁となる。

攻撃は破壊的なスピードを誇るナイジェリア人のメンシャと23歳のイラン代表、アリプールが2トップを組む。アリプールは今季のACLで6ゴールを記録している。監督はイラン代表や山東魯能(中国)などを歴任、アジアのサッカーを熟知したクロアチア人のイバンコビッチ氏。GKベイランバンド、イラン代表116試合出場を誇るセンターバックのホセイニを中心とした堅固な守備とともに、一瞬のうちに得点チャンスをつくるスピード感あふれる攻撃にも注意しなければならない。

鹿島は決勝に向け、U-19アジア選手権から安部(右)を呼び戻した=共同

鹿島は決勝に向け、U-19アジア選手権から安部(右)を呼び戻した=共同

決勝は3日にカシマスタジアムで初戦が行われ、1週間後の10日にテヘランで第2戦となる。

鹿島は決勝に向けて小柄なテクニシャンのFW安部裕葵をインドネシアで行われているU-19(19歳以下)アジア選手権から呼び戻し、万全の布陣で臨む。大きな不安は3日と10日に予定されていたJリーグのC大阪戦(ホーム)と柏戦(アウェー)をそれぞれ前倒しし、10月31日、11月6日に実施すること。11日間で4試合の連戦となることだ。

だが、どんな条件でも言い訳せずにすべての試合で勝つために全力を尽くすのが鹿島が四半世紀にわたって培ってきた「サッカー文化」。Jリーグ勢の2年連続アジア制覇に期待したい。

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