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アップルが新型「iPad」、サイズそのまま画面広く

顔認証にも対応

【ニューヨーク=佐藤浩実】米アップルは30日、タブレット端末「iPad プロ」の新機種を11月7日に発売すると発表した。スマートフォンの「iPhone」と同様にホームボタンをなくし、従来型と同じ大きさのまま画面を大きくした。タテヨコどちら向きで使っていても顔認証機能を利用できる。機種をまたいで似たような使い勝手にすることで、複数のアップル製品を購入してもらいやすくする狙いだ。

ニューヨークのブルックリンで30日に開いたイベントで発表した。画面サイズが11インチのiPadプロは、端末の大きさを従来の10.5インチの機種とほぼ同じ大きさにとどめた。厚さは5.9ミリメートル。絵を描いたり手書きメモを取ったりするのに使うペン型の入力機器も改良し、iPadに磁石でくっつけて充電できるようにした。価格は799ドルからで、12.9インチの機種もそろえる。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は同日、iPadの販売台数が累計で4億台に達したと公表した。米調査会社のIDCによれば、タブレットの市場規模は2014年の2億3千万台をピークに減少を続けており、17年は1億6300万台だった。同年に4380万台を出荷したアップルは約27%のシェアを握る首位だが、台数そのものは減少基調にある。

そのため、専門的な業務での利用にたえうる性能を備えた「プロ」と呼ぶ機種を強化している。新製品ではCPU(中央演算処理装置)やGPU(画像処理半導体)の性能を強調。創作活動家の利用を広げるためアドビと組んで編集ソフト「フォトショップ」のiPad版を開発しており、19年から利用できるようにする。

あわせて指紋認証機能や高精細の液晶ディスプレーを搭載したノートパソコンの入門機「マックブックエア」(価格は1199ドルから)と、小型パソコン「マックミニ」(799ドルから)の新機種も発表した。いずれもきょう体に再生アルミニウムのみを使うという。ミレニアル世代など環境意識の高い層にアピールする狙いがある。

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