2019年9月20日(金)

「ロープウエー導入」盛る 福岡市長選、高島氏が公約

2018/10/30 19:40
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任期満了に伴う福岡市長選(11月4日告示、18日投開票)で3選を目指す現職の高島宗一郎市長(43)は30日、市役所で記者会見し公約を発表した。「福岡の勢いを止めない」として、これまでの市政運営を継続・加速させる方針を明示。博多港周辺の「ウオーターフロント(WF)地区」と博多駅を結ぶ交通手段としてロープウエーの導入を掲げた。

福岡市長選の公約を発表する高島宗一郎氏(30日、福岡市役所)

福岡市長選の公約を発表する高島宗一郎氏(30日、福岡市役所)

高島氏は2期8年の市政運営を振り返り、5年連続で過去最高を更新している税収などを強調。「今の方向性をしっかり進めていく」と語り、スタートアップや中小企業への支援を充実させる考えを示した。

一方で課題として、好調な観光客増に対する都市の「供給力不足」を指摘。高さ制限緩和で天神地区のビル建て替えを促す「天神ビッグバン」や、WF地区の再開発の加速を訴えた。

市は今年1月に設置した有識者会議でWF地区への交通手段の強化を検討中で、高島氏が挙げたロープウエー導入も選択肢の一つとされる。高島氏は「空中はモノレールなどに比べると景観や輸送力、コスト面で圧倒的に優れているとの検討結果が出ている。ぜひ実現したい」と述べた。

教育や福祉では「都市の成長で得た果実で生活の質を向上させる」と強調。「認知症にやさしいまちづくり」や、子供を「産み育てやすい環境作り」などを進める方針を盛り込んだ。

「宿泊税」を巡って県と対立している問題については「もし県として(導入)するとなり、福岡市にも税金をかけるとなれば二重課税になる。当然調整が必要だ」と指摘した。

福岡市長選には無所属新人の神谷貴行氏(48)=共産推薦=も立候補を予定している。神谷氏は30日までに、出馬表明時に明らかにした公約に修正を加えた「第2次公約」を発表。最低賃金1500円の実現に向け、まずは直ちに1000円に引き上げるよう国に求めるとしたほか、介護などの福祉職に就く人の待遇改善などを掲げた。

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