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大坂なおみが今季手にした最大の収穫とは…

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2018/10/31 6:30
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女子テニスの大坂なおみ(21、日清食品)の長くて熱い秋が終わった。9月8月に全米オープン女子シングルスを制してから約2カ月、経験したことのない怒濤(どとう)の日々を過ごし、年間上位8選手によるWTAファイナル(シンガポール)にも初出場してようやく終わった。最後は左太ももの痛みで途中棄権という残念な結果になったが、ゆっくりできることには正直、ホッとしているかもしれない。「家に帰りたい。全米オープン以降帰っていないから。犬に会いたい。私のこと覚えているかなあ」との本音も漏れた。

大坂はWTAファイナルで痛めた左太ももの治療を受け、棄権を余儀なくされた=ロイター

大坂はWTAファイナルで痛めた左太ももの治療を受け、棄権を余儀なくされた=ロイター

「18年はクレージーだった」

「クレージーだった」。シンガポールで大坂は今季をこう総括した。1月の全豪オープンで四大大会初の4回戦に進出し、その2カ月後には四大大会に次ぐ格付けのBNPパリバ・オープンでツアー初優勝を飾った。「その後は全米オープンまでほぼ何も(結果を残)していなくて……」と自虐的に話したが、全仏オープン、ウィンブルドン選手権で3回戦に進むなど、実際には昨季より内容はいい。四大大会で初優勝した後の大会で初戦で姿を消す選手も多いなか、凱旋試合である東レ・パンパシフィック・オープン(PPO)で準優勝、BNPパリバと同じ格付けの中国オープンで4強入り。WTAファイナルは1次リーグで敗退したものの、十分すぎる成績だ。「アップダウンがあったシーズン。(シンガポールで)またダウンの時期がきたという感じかな」と冷静に受け止める。

ツアー初優勝をビッグタイトルで飾り、ファンやメディアからの注目、プレッシャーとの付き合い方がわかったと語っていたが、四大大会のそれは桁が違う。華やかなWTAファイナルの雰囲気で気持ちは盛り上がっただろうが、大坂の体が追いついていかなかった。

大坂の2018年の出場大会数は20。17年の22大会(ダブルス5大会除く)、16年の22大会(ダブルス2大会除く)より少ないが、今季は優勝を含めて上位まで勝ち進んだ大会が多く試合数は増えた。疲労が重なり、東レPPOの後は中国・武漢の大会は欠場。ずっと背中にテーピングを巻いていた中国オープンの後、香港の大会を欠場した。

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