スマホ広告出稿、「荒野行動」がトップ 4~9月、民間調べ

2018/10/30 10:06
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4~9月のスマートフォン(スマホ)向け広告出稿量で1位はゲーム「荒野行動」だったことが、調査会社のビデオリサーチインタラクティブ(VRI、東京・千代田)の調べで分かった。動画アプリの「TikTok(ティックトック)」が続き、中国企業が上位に並んだ。業種別にはゲームや結婚情報が多く、私的利用に向くコンテンツの広告がスマホ向けには目立つ。

VRIがスマホ広告の統計サービス「スマートフォンアズレポート」のデータを基に推計した。

トップの荒野行動は、インターネットを通じて集まった約100人のプレーヤーが無人島などに降り立った設定で、武器を拾いながら最後の1人となるまで戦うバトルロイヤルゲームだ。

中国ポータルサイト大手の網易(ネットイース)が2017年11月に全世界で配信を始め、1年足らずで総ダウンロードは3億を突破した。日本でも人気が高く、積極的なスマホ広告出稿で利用者を取り込んだ。

2位のティックトックは、音楽や音声に合わせて口を動かしたり踊ったりしたりした15秒の短い動画を投稿するアプリだ。10代の若者を中心に広がっている。

上位には婚活・結婚情報関連のマッチングアプリも並ぶ。「Pairs(ペアーズ)」が3位となったほか、「with(ウィズ)」「omiai(おみあい)」「Dine(ダイン)」がトップ10入りした。

出稿量が多いコンテンツに共通するのはオフ向けという点だ。ゲームや動画、マッチングアプリは会社のパソコンでは利用しにくく、スマホ広告の方が「ユーザー開拓につながりやすい」(VRI広報担当者)という。

スマホ広告では上位勢に出稿が集中している。上半期には1万3千以上の商品やサービス、ブランドなどで広告の出稿実績があるが、20位までで全体の出稿量の4分の1を占めた。

商品やサービスの種類ごとにみると、「ゲームコンテンツ」や「結婚情報関連会社」、「人材派遣・人材あっせん会社」の順に多い。商品・サービスは約350に分類できるが、トップ10で全体のほぼ半分に上った。

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