諏訪理大、地元企業とIoT研究 見守り装置など開発

2018/10/29 22:30
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公立諏訪東京理科大学(長野県茅野市)は、次世代の無線技術を活用した産官学連携の研究プロジェクトに乗り出した。茅野市などに本社や拠点を置く10社が参加し、登山者や小学生を見守る装置など4テーマで研究開発に取り組む。あらゆるモノがネットにつながるIoTを活用し、地域のの課題解決につながる事業の創造を目指す。

公立諏訪東京理科大学が開催した産官学研究開発プロジェクトの参加企業説明会

プロジェクトは茅野市が支援し、成果を「スワリカブランド」として全国発信する。小型電源装置の三社電機イースタン(茅野市)やプラスチック成型のみやま(同)、デザイナーらが参加し、同大学の小林誠司特任教授が中心になって無線技術や装置を開発する。

(1)登山の見守りデバイス&システム(2)鹿のわな通報システム(3)除雪車の位置検出システム(4)小学生の位置発報付き防犯ブザー、の4テーマで試作を進める。低消費電力で遠距離通信ができる次世代無線通信技術「LPWA」を応用する。

LPWAは携帯電話と異なり、送受信できる情報量が少ない。このためセンサーでとらえた膨大なデータを人工知能(AI)を使って絞り込む技術も開発する。2018年度内に装置類を試作する計画だ。同大学は私立大学から公立に運営を変え、4月に開学した。

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