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モスフードの19年3月期、11年ぶり最終赤字 食中毒で特損

モスフードサービスは29日、2019年3月期の連結業績予想を下方修正した。最終損益は8億円の赤字(前期は24億円の黒字)と従来予想(25億円の黒字)を大きく下回り、08年3月期以来11年ぶりの赤字に転落する。8月に長野県の店舗で起きた食中毒事故発生に伴う特別損失や、再発防止に向けた教育費用を計上する。競争激化などによる既存店客数減も収益を圧迫する。

売上高は660億円と前期比8%減る見通しで従来計画から60億円下振れする。競争激化や地震・台風などで既存店客数が低迷する中、主力の「モスバーガー」業態で長野県のFC加盟店で腸管出血性大腸菌O121を原因とする食中毒事故が発生。安全性への懸念から一段と客足が鈍る可能性もある。

営業利益は89%減の4億円と従来予想から34億円引き下げた。売上高の計画未達に加え、食中毒事故に対する教育費用などのコスト増も響く。まず衛生面の管理や従業員の意識改革など再発防止策を徹底。安全対策の進捗などを顧客に知らせる広告も増やす。

食中毒事故に伴いFC加盟店の収益減少を補填するのに伴う特別損失は約10億円にのぼる見通し。今のところ考えられる食中毒関連の費用は今回で、すべて計上済みという。今後は再発防止策を通じブランド価値の回復を目指す方針だ。

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