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楽天、印テック・マヒンドラと提携

「5G」サービス開発目指す

楽天は29日、印IT大手のテック・マヒンドラと通信ネットワークの分野で提携したと発表した。インドと日本に実験施設を設け、年内にも現行の通信規格「4G」の通信網の検証や、次世代通信規格「5G」のサービス開発を目指す。楽天は来年秋に携帯事業の参入を控えており、国内企業にとどまらず海外企業との連携を深めている。

同社の持つクラウドやネットワークの技術と、楽天が進める機器をソフトウエアなどに置き換える「ネットワークの仮想化」を融合し、通信分野での新技術の開発を目指す。実験施設は東京近郊と印南部のバンガロールに設け、テック・マヒンドラの技術者も日本の施設での実証実験に加わる。テック・マヒンドラのマニシュ・バヤス氏は「提携は革新的で、次世代イノベーションの基盤を作っていく」と話した。

施設の投資額については未定だが、「実証実験を行うには数千万円単位よりももっと多い金額が必要になる」と楽天の山田善久副社長は話す。施設内にはシミュレーターや専用機器を設置し、通信網やソフトの検証を進める。

楽天は携帯事業の参入に向け、印携帯電話大手のリライアンス・ジオ・インフォコムの上級副社長だったタレック・アミン氏を楽天の通信子会社のCTO(最高技術責任者)に招いた。アミン氏は「日本の大手3社にはないネットワークの『仮想化の技術』で設備投資額は抑制できる。既存の通信網を持たない楽天ならではの戦略だ」と言う。

今回のテック・マヒンドラとの提携はあくまでも実験施設の設立にとどまるが、将来は5Gのサービス開発も視野に入れている。楽天は国内外の企業と手を組み、自社でのネットワークの構築を急ぐ。

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