2018年11月17日(土)

秋田犬展示、ストレス軽減と観光振興両立探る

北海道・東北
2018/10/30 0:00
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秋田県は29日、秋田犬の展示施設の運営企業・団体や自治体が情報交換する「秋田犬ネットワーク会議」の初会合を秋田市内で開いた。世界的な人気で展示施設を訪れる国内外の観光客が急増する一方で、ストレスを抱え体調を崩す秋田犬もいる。観光振興と秋田犬の保全保護を両立させ、展示や情報発信についてよりよい方法を探る。

9月までの3カ月半に約2万5千人を集めた「秋田犬ふれあい処 in千秋公園」(29日、秋田市)

参加者は会議に先立ち、4月のオープン以来4万3千人を集めた「秋田犬ステーション」と、「秋田犬ふれあい処(どころ)in千秋公園」を視察した。

県によると、秋田犬の展示施設は11月中にオープンするオガーレ(道の駅おが、男鹿市)を含めて13施設ある。うち今年開業は8カ所に上る。

大館市の「秋田犬ふれあい処」では8月に1頭が体調を崩し休養中。市の担当者は「見知らぬ人に触られるのがストレスになった」と話した。触らない展示に切り替え、秋田犬の歴史や忠犬ハチ公のエピソードを係員が説明しているという。

県は2019年2月にも会議を開き、観光客向けの注意事項や情報発信について改善策を練る。「秋田犬は重要な観光資源。ストレスを与えない『秋田犬ファースト』で取り組みたい」(観光振興課)と話す。

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