米軍機部品落下場所を視察 沖縄新知事、普天間で

2018/10/29 11:48 (2018/10/29 13:17更新)
保存
共有
印刷
その他

沖縄県の玉城デニー知事は29日、米軍普天間基地がある同県宜野湾市を訪れ、昨年末に米軍ヘリコプターから落下した部品などが見つかった場所を、4日の就任後初めて視察した。

昨年12月に屋根の上で米軍機の部品が見つかった緑ケ丘保育園を視察する沖縄県の玉城デニー知事(左)(29日午前、沖縄県宜野湾市)=共同

玉城氏は米軍大型輸送ヘリの窓が昨年12月13日に落ちてきた市立普天間第二小などを訪問。視察後、記者団に「(学校などの)上空を飛ばないとの条件を設定し、約束事項として明文化すべきだと思った」と述べた。同基地の運用停止に向けた政府と県などによる負担軽減推進会議の早期開催の必要性も指摘した。

玉城氏は、同月7日に屋根の上で部品が見つかった、同基地近くの緑ケ丘保育園で保護者らと面会。4歳の娘が通う与那城千恵美さん(45)は「日常的に米軍機が子供たちの上空を通過するのが不安。飛行ルートを守るよう日米両政府に訴えてほしい」と求めた。

普天間基地は「世界一危険な米軍基地」とされ、政府は名護市辺野古への移設を推進。玉城氏は故翁長雄志前知事の遺志を継承し、同基地を早期に閉鎖し返還するよう求めるとともに、辺野古への移設に反対している。

緑ケ丘保育園では、部品が見つかる直前に大きな音がした。在沖縄米海兵隊は、大型輸送ヘリの装置を保護するカバーであると防衛省に説明しているが、飛行中の米軍機からの落下を否定している。ヘリの窓が普天間第二小の運動場に落ちた時は、体育の授業で児童54人が近くにいた。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]