紅葉の白川郷に水のアーチ 合掌造り集落で防火訓練

2018/10/28 16:21
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世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で28日、伝統の合掌造り集落の火災に備えた毎年恒例の放水訓練があった。見ごろの紅葉に彩られた高さ約30メートルの水のアーチがあちこちで輝いた。

白川郷の合掌造り集落で行われた放水訓練(28日、岐阜県白川村)=共同

富山県にほど近い豪雪地帯の白川郷には、大小114棟の合掌造りの木造家屋が軒を連ねる。雪が積もりにくい急勾配のかやぶき屋根が特徴だ。

家屋は火に弱く、出火すれば集落全体に延焼しかねないため、付近には水の方向を自在に操作できる59基の消火用放水銃が備え付けられている。年に1度、住民と消防団が放水銃の点検を兼ねて訓練している。

集落では小雨が降っていたが、午前8時のサイレンが鳴るころには日が差した。一斉放水が始まると、展望台で待ち構えていた観光客らは夢中でシャッターを切った。

名古屋市から友人と訪れた会社員の伊藤雪香さん(43)は「紅葉が相まって幻想的な景色が撮れた」と笑顔を見せた。〔共同〕

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