職員自殺、公務災害申請 パワハラ原因と遺族、愛知
愛知県小牧市の男性職員(30)が7月に自殺したのは上司のパワハラが原因として、遺族が27日までに、公務災害に認定するよう求める申請書を市に提出した。市が明らかにした。
市は地方公務員災害補償基金愛知県支部に申請書を送付、同支部が今後、認定の可否を判断する。市も専門家による第三者委員会を設置、パワハラの有無や自殺の原因を調査する方針。
市によると、職員は4月から情報システム課に所属。7月27日に出勤せず、市内の自宅アパートで首をつり自殺しているのが見つかった。
遺族がその後、上司からパワハラを受けていたことを示す職員のメモを見つけ、市に問い合わせた。
市は上司や同僚に話を聞き、職員が4月以降「職場環境がつらい」などと周囲に漏らしていたとの証言が得られた。
〔共同〕
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