2019年3月27日(水)

NY株反落296ドル安 主力ハイテク株が下げ主導
週間でも2週ぶりマイナスに

2018/10/27 8:10
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【ニューヨーク=宮本岳則】26日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均は反落し、前日比296ドル24セント(1.18%)安の2万4688ドル31セントとなった。前日の米アマゾン・ドット・コムなど主要ハイテク株の決算内容が市場の期待値に届かず、投資家心理が悪化。リスク回避の売りが相場を押し下げた。前週末比でも3%となり、週間ベースでも2週ぶりのマイナスとなった。

ダウ平均は朝方から売り優勢で始まり、下げ幅は一時、500ドルを超えた。前日の取引終了後にアマゾンが7~9月期決算を発表。業績の伸びが鈍化したことが嫌気されて、米アップルなど他の主力株にも売りが波及した。朝方公表の7~9月期の米実質国内総生産(GDP)は好内容だったが、市場の関心は景気の先行きに移っており、株式市場でほとんど材料視されなかった。

今週(22~26日)も不安定な相場が続いた。10月に入ってダウ平均が週間ベースで上昇したのは第3週(15~19日)のみ。26日時点の月間下落率は6.7%となり、このまま行けば2010年5月以来の大きな下げとなる。ハイテク株の構成比率が大きいナスダック総合株価指数の下落率はさらにきつく、10.9%に達している。月間としてリーマン危機直後の08年10月以来の下げを記録する可能性がある。

来週(10月29日~11月2日)は米企業決算がヤマ場を迎える。市場の注目度が高いのは1日公表予定の米アップルだ。米保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏は「米中貿易戦争によるコスト上昇や中国景気の先行きを占う上で重要な決算」と話す。米アマゾンに続き、投資家の失望を招く内容になれば、株式相場の底入れがさらに遠のきそうだ。

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