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武田、劣後ローンで最大5000億円調達 シャイアー買収で

武田薬品工業は26日、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などから最大5000億円を借り入れる契約を結んだと発表した。アイルランドの製薬大手シャイアーの買収資金とする。格付け会社から一部が自己資本とみなされる劣後ローンで、財務の悪化を抑えることで将来の利払い負担を減らす。

2行のほか、みずほ銀行、農林中央金庫、三井住友信託銀行が参加する。期間は60年だが、借り入れ6年後から期限前返済ができる。

今回の借り入れは特約で、格付け大手S&Pグローバル・レーティングと格付投資情報センターが借入額の50%を自己資本とみなす。劣後ローンは一部が株式のように「資本性あり」と認められるため、格付けの低下を抑制する効果がある。

武田は7兆円弱の買収額のうち4兆円規模を新株発行で賄い、3兆円超は現金を充てる計画。5月に米JPモルガン・チェースや三井住友など日米3行と308億ドル(約3兆4000億円)の短期つなぎ融資の契約を結んだが、当初計画通りに調達資金の長期化を進める。

武田は主要市場である日米中の規制当局から買収計画の承認を取得するなど「手続きは順調に進んでいる」(同社)。シャイアーが年内に臨時株主総会を開催。武田も新株発行を決議する臨時株主総会を来年1月18日までに開き、両社の株主の同意が得られれば正式な買収手続きに入る。

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