鹿の皮、なめして純白に 山梨県など技術開発

2018/10/26 20:24
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山梨県は26日、鹿の皮を白くなめす技術を開発したと発表した。国の伝統工芸品に指定されている「甲州印伝」に活用する。染色してもきれいに仕上がるといい、デザインの幅が広がりそうだ。

なめしは腐敗しないように獣の皮を薬剤処理して製品化しやすいようにする工程。従来は薬品にクロムなどを用いていたが、真っ白にすることは難しかった。県産業技術センターと、なめし加工のレオン・インターナショナル(大阪市)が共同で純白にする技術を開発した。生分解性のある薬品を使うので環境への負荷が少ないのも特徴だ。

山梨県は2017年度に1万4千頭以上のニホンジカを捕獲した。うちジビエ料理などに活用されたのは500~600頭で、鹿の皮の活用が課題となっている。県は県内で捕獲した鹿の皮を白くなめした製品を「URUSHINASHIKA(ウルシナシカ)」ブランドとして11月にも商標申請する予定だ。

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