2019年8月21日(水)

美術鑑賞の解説、10言語でスマホに 大日本印刷系
訪日客も鑑賞しやすく

2018/10/26 16:31
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大日本印刷子会社のDNPアートコミュニケーションズ(東京・品川)はこのほど、美術館や博物館での作品解説を最大10言語の多言語でスマートフォン(スマホ)などの端末に配信するサービスの販売を始めた。作品解説の制作から翻訳、アプリへの配信まで一貫して手掛け、施設側が少ない負担で外国人の来館者に対応しやすくする。

DNPアートコミュニケーションズが10月から販売を始めた、美術品の解説を多言語でスマホに配信するサービスの使用イメージ。スペイン語やインドネシア語、ベトナム語にも対応する

利用者がモリサワ(大阪市)が提供する多言語対応サービス「カタログポケット」のアプリをダウンロードすると、スマホ上で美術作品の解説を文章で読んだり、自動読み上げ機能を使って音声で聞いたりできる。日本語のほか英語、中国語、韓国語、タイ語など10言語に対応する。

導入する美術館側は多言語対応のスタッフを増やしたり、展示作品の背景情報を翻訳したりする負担を軽減できる。美術作品のデジタル化などを手掛けてきたノウハウを活用し、専門用語が多い美術品の解説を制作し、多言語に翻訳する作業もDNPアートが担う。インバウンド(訪日外国人)需要を取り込みたい美術館や博物館に販売する。

すでに東京国立近代美術館(東京・千代田)で先行して導入している。費用は作品数や対応する言語数により、初期費用は税別70万円以上、情報の更新時に同30万円以上を想定する。2023年3月までに関連事業を含めて累計1億円を売り上げることをめざす。

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