2019年2月22日(金)

東京芸大が授業料値上げへ 19年度から、東工大に続き

2018/10/26 12:05
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東京芸術大は26日、2019年度から学部の授業料を20%値上げし、年額約64万円にすると発表した。値上げ分をトップアーティスト育成に向けた実技指導の重点強化などに充当する。大学院でも20年度から実施する。これらに伴い給付型の奨学金を新設するなど学生への支援を充実させる。

現在の授業料は文部科学省が省令で定める標準額の約54万円。国立大で標準額を超える学部授業料を設定するのは、既に値上げを決めた東京工業大に続き2例目となる。

東京芸大は、全学で値上げが完了する22年度には現在より約3億円増収になると見込んでおり「世界の一流芸術大と伍(ご)していくため、教育研究を高度化し、学生に還元する」としている。

既に入学している学生の授業料は据え置く。また、家計が苦しい学生を対象に、値上げ額に相当する年10万円程度の給付型奨学金を新設。原資には大学の自己収入などを充てるとし、対象人数など詳細は近く公表する。

国立大の授業料は、経済情勢などを踏まえ文科省が標準額を設定し、各大学は最大で標準額の2割増までの範囲で個別に金額を決められる。

東京芸大は国立で唯一の総合芸術大学で、学部生や院生を合わせた定員は約2900人。〔共同〕

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