2018年11月14日(水)

衛星「みちびき」で誤差削減 ジェネクストがGPS端末

自動車・機械
南関東・静岡
2018/10/25 22:41
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交通事故の映像解析を手掛けるジェネクスト(横浜市)は25日、準天頂衛星「みちびき」を使った測位に対応する全地球測位システム(GPS)端末を12月から売り出すと発表した。従来は10メートルを上回る場合もあった位置情報の誤差が1メートル以内に抑えられる。運輸・輸送業界など法人向けに売り込み、端末を使い交通違反を検知するサービスの利用拡大につなげる。

新型GPS端末は「QG―05S」で、自動車のシガーソケットに挿入するだけで走行位置などの情報を蓄積する。ジェネクストが保有する全国の道路標識のデータベースを照合することで、道路交通法の違反状況などが把握できるという。端末価格は2万円強で、月額の利用料は3000円。

新たな端末はみちびきを使い1メートル以内の誤差で位置を測定できる「サブメーター級測位」に対応した。走行状況や違反状況を測定する精度が高められるという。今後システムも見直し、速度超過や一方通行の逆走など5項目の違反に加え、駐車禁止など2項目の違反を新たに検知できるようにする。

同社によると、他社の事故削減サービスは車両の急ブレーキや急発進を検知するだけの機能が多く、平常時の交通違反などは把握できないケースが多かった。事故につながりやすい道路交通法違反の状況を日常的に把握できるようにして、運転手の安全意識を高める。

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