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テスラ、2年ぶりに四半期で最終黒字 「モデル3」の量産に自信

【シリコンバレー=中西豊紀】米テスラが24日発表した2018年7~9月期決算は最終損益が3億1151万ドル(約349億円)と8四半期ぶりに黒字に転換した。前年同期は6億1937万ドルの赤字だった。新型セダンの「モデル3」の量産が進み利益率が上がった。

売上高は68億2441万ドルで前年同期比2.3倍に増えた。期中に5万3239台をつくったモデル3の販売が増えた。同車種の売上高総利益率は20%で、社内想定の15%を上回った。テスラは「モデル3の市場は高級車市場よりも大きい」として、同車種を軸とした今後の収益改善に自信を見せた。

最終黒字となったことでフリーキャッシュフロー(純現金収支)も8億8100万ドルと8四半期ぶりに黒字になった。テスラは11月に2億3000万ドルの転換社債の償還期限が控えており、目先の財務不安は払拭できた形だ。

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこの日のネット会見で決算を「まさに歴史的なもの」と自賛し、米ウーバーテクノロジーズやリフトが取り組む配車サービス事業への参入にも意欲を見せた。

ただ、投資家が注目するのは黒字の維持。同社は2010年に上場してから四半期ベースで最終黒字になったのは今回をのぞけば2度だけで、2四半期続けて黒字を維持したことはない。

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