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塩野義製薬、1日1回服用の新インフル薬 米国で承認

塩野義製薬は25日、1日1回の服用で治療できる新しいインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が米国で承認を受けた。従来薬よりも早く効果が表れて長く続くことから、治療薬の勢力図を大きく変える見込み。米国は市場規模が1000億円弱とされる最大市場。承認を得たことでピーク時の売上高は世界で1000億円以上になる見込みだ。

塩野義が4月に米国で申請をしており、日本と台湾をのぞく米国など全世界で販売権を持つ、スイス製薬大手のロシュが現地時間24日に承認を得たと発表した。当初、米国では年末の承認予定だったが、通常の患者に高い効果が見られたことから全ての治験の最終結果を待たずに承認を得た。塩野義はロシュから売り上げに応じたロイヤルティー収入を得る。

ゾフルーザはウイルスの細胞内での増殖を邪魔する新たな仕組みを持つため既存薬よりも効果が早く表れて長く続く。錠剤を1度飲むだけという手軽さが特徴だ。既存薬は1日2回かつ5日間の服用や、1回の服用でも点滴や吸入と服用が簡単ではないことが一般的だった。

日本では3月中旬に発売し、約2週間で24億円を売り上げた。本格的に市場に出回る今シーズンは、日本国内だけで少なくとも130億円の売上高を見込む。

厚生労働省などの調査によると日米欧のインフルエンザ患者数は年間4500万人程度。死者数は世界で年間50万人いるとの推計もある。

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