貿易戦争で中国アルミ流入、UACJ「品質力で対抗」 統合5年で社長
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アルミ圧延国内最大手、UACJの石原美幸社長は米中貿易摩擦に関して、「米国が10%の追加関税をかけたことで、中国製のアルミが東南アジアに流入し始めている」と指摘、市況悪化の要因になりかねないとの懸念を表明した。370億円を投じて増産を進めるタイの主力拠点では品質を高め、中国製品と差別化していく考えだ。
日本経済新聞のインタビューに応じた。
アルミ製品の輸入に10%の追加関税をかけた米国では、17年1~10...
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