2019年4月26日(金)

英ダイソン、EV生産はシンガポールで 20年に工場完成

2018/10/23 20:50
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【ロンドン=篠崎健太】英家電大手のダイソンは23日、参入を計画している電気自動車(EV)の生産拠点としてシンガポールを選んだと発表した。12月に工場の建設を始め、2020年に完成する見通しだ。アジアの高成長市場やサプライチェーン(供給網)にアクセスが良い点や、高度な技術者が豊富なことが決め手になった。

ダイソンは17年9月にEV参入を表明した。コードレス掃除機などで培ったモーターや蓄電池技術を生かし、総額20億ポンド(約2900億円)を投じて全て自前で開発・生産する。今のところ21年の発売を目指しており「進捗は順調」との見方を示した。

シンガポールには17年に研究開発センターを開設した。モーターの製造拠点もあり、合わせて約1100人を雇用している。ジム・ローウェン最高経営責任者(CEO)は声明で、優秀なエンジニアが採用しやすい利点などを挙げ「EVを作る場所としてふさわしい」と述べた。現地での従業員数は今後2倍以上に増える見込みだという。

EVは英南部ウィルトシャー州の本社近くに取得した、英空軍の飛行場跡地で研究開発を行っている。8月には同地に2億ポンドを投じて、車両を検証するためのテストコースを建設すると発表した。英国とシンガポールの2拠点体制でEV投入への取り組みを強める。

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