2019年4月19日(金)

謙信の愛刀「山鳥毛」CFで里帰りめざす 岡山県瀬戸内市が11月開始

2018/10/23 17:49
保存
共有
印刷
その他

岡山県瀬戸内市は23日、上杉謙信の愛刀で国宝の備前刀「太刀無銘一文字(山鳥毛)」を購入するため、ふるさと納税を基本とした国内外向けクラウドファンディング(CF)を11月から始めると発表した。税金に頼らず、山鳥毛の評価額である5億円の資金調達をめざす。

記者会見する岡山県瀬戸内市の武久顕也市長。手前は「無銘一文字(山鳥毛)」のレプリカ(23日午前、東京都内のホテル)=共同

瀬戸内市の旧長船町を中心とした地域は「備前長船」として知られ、中世を通じて全国一の日本刀生産量を誇った。現在、国宝となっている刀剣類111口(ふり)のうち47口は備前刀だ。山鳥毛は岡山県内の個人所有。謙信ゆかりの新潟県上越市が購入をめざしていたが、金額の折り合いが付かず、昨年、同市は購入を断念していた。

瀬戸内市は「山鳥毛里帰りプロジェクト」として、国内外のCFと企業版ふるさと納税の3つの手法で資金調達を図る。瀬戸内市の特設サイトやCFポータルサイトなどで、11月から受け付ける。期限は海外CF12月末、国内CF19年1月末、企業版ふるさと納税は19年3月末の予定。

個人向け返礼品は総務省の要請に従い、刀剣にちなんだ商品で還元率が3割となるようにした。例えば2880万円の寄付で山鳥毛を精巧に写した太刀(価格は864万円)、1000円の寄付で山鳥毛刀絵図クリアファイル(同279円)がもらえる(先着順)。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報