トプコンと米企業、AIで糖尿病性網膜症の兆候診断

2018/10/23 17:06
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トプコンは23日、人工知能(AI)を使って糖尿病性網膜症の兆候を診断するシステムで米スタートアップのIDxと提携したと発表した。同社の新システム「IDx-DR」にトプコンの眼底カメラを使う。4月に米食品医薬品局(FDA)から販売許可を受けた。トプコンによればAIを使った医療機器としての許可は世界初という。

トプコンと米IDxの記者会見

同社の眼底カメラ「TRC-NW400」100台を年内にIDx社に納入する。この眼底カメラは世界で1300台を販売している。IDxのシステムへの搭載で1000台程度の追加を見込む。日本での販売承認申請も視野に入れている。

IDxのシステムは眼底カメラで撮影した画像をもとに、AIが数十秒で糖尿病性網膜症が陽性か陰性かを判断する。陽性の場合はAIが眼科の受診を促す。システムが網膜症を検出できる確率は87%という。

AI診断プログラムはニコンとベリリーなども開発中だ。トプコンの眼底カメラは経験が薄い担当者でも高品質の写真を撮りやすいのが特徴という。このシステムを含むソリューション事業全体で2021年3月期に200億円の売り上げを目指す。

(松冨千紘)

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