2018年11月17日(土)

客暴行死、元店員2人否認 差し戻し審初公判、名古屋

中部
2018/10/22 15:33
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名古屋市中区の飲食店で2013年に男性客に暴行、死亡させたとして傷害致死罪に問われた元店員の山本竜蔵被告(25)と上坂俊介被告(25)は22日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)の差し戻し裁判員裁判の初公判で「死亡させていない」と起訴内容を否認した。

事件では、両被告が男性を暴行した後、別の客の男(25)=懲役10年の判決が確定=が暴行を加えており、いずれの暴行が死因につながったかが争点となっている。

冒頭陳述で検察側は「どの暴行が死因かは分からず、3人は共犯とみなせる。両被告の暴行が死因になった可能性もある」と述べた。

弁護側は「両被告が暴行した後も被害者の意識ははっきりしていた。暴行と死亡との関係はない」とし、傷害致死罪には当たらないと主張した。

14年9月の一審判決は男の暴行が死因と認め、両被告には傷害罪を適用した。しかし、名古屋高裁は15年4月、「暴行と死因との因果関係の検討が不十分。男の共犯として責任を負う可能性がある」として審理を差し戻す判決を出し、最高裁もこれを支持して16年3月、差し戻しが確定した。

起訴状によると、両被告と男は13年11月、男性客(当時39)を暴行し、急性硬膜下血腫で死亡させたとしている。

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