重要性はクラウドから端末へ 米デル会長が講演

2018/10/22 15:00
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都内で講演した米デル・テクノロジーズのマイケル・デル会長兼CEO

都内で講演した米デル・テクノロジーズのマイケル・デル会長兼CEO

米デル・テクノロジーズのマイケル・デル会長兼最高経営責任者(CEO)は2018年10月19日、都内で講演し「デジタルトランスフォーメーション(事業変革)は全ての企業の中心だ」と語った。あらゆるモノがネットにつながるIoTや人工知能(AI)、次世代高速通信規格「5G」といった新技術の台頭を受けて、「ビジネスをもう一度考え直すべき時だ」と述べた。

都内で開催した「Dell Technologies Forum 2018 Tokyo」で講演した。デル氏はデジタルトランスフォーメーションの進展で、「ITがビジネスの中心になってきた」との認識を示した。そんななかで「デジタルトランスフォーメーションを実現しないと(競合に)後れをとる」と力を込めた。

デル氏が強調したのが、端末側でデータを処理する「エッジコンピューティング」の重要性だ。「振り子がデータの一元化から分散へと振れた」とし、「クラウドよりもエッジ側のデータ量が多くなる」とした。クラウドもパブリックやプライベートなどを組み合わせた「マルチクラウド」の時代に入ったという。

デル氏はこの10年を振り返り、「デジタルの未来の基盤を作ってきた」と話した。「世界の変化はすごく、そのスピードは落ちていない。デジタルの未来はまだ始まったばかりだ」。日本については、アベノミクスなどで「新たな日本が台頭している」と述べ、「チェンジマネジメントが重要だ」と強調した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)

[日経 xTECH 2018年10月19日掲載]

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