2019年4月23日(火)
スポーツ > 格闘技 > ニュース > 記事

格闘技

ボクシング村田、防衛失敗 WBAミドル級
大差の判定負け

2018/10/21 13:56
保存
共有
印刷
その他

【ラスベガス=山口大介】世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチ12回戦は20日、米ネバダ州ラスベガスのパークシアターで行われ、チャンピオンの村田諒太(帝拳)は同級3位の指名挑戦者、ロブ・ブラント(米国)に0-3の判定で敗れ、2017年10月に獲得した王座の2度目の防衛はならなかった。

村田(右)を攻めるロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

村田(右)を攻めるロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

コーナーで水を浴びる村田(20日、ラスベガス)=AP

コーナーで水を浴びる村田(20日、ラスベガス)=AP

村田は試合後、「きょうは完敗ですね。自分のボクシングの幅の狭さを感じた。ベストは尽くしたけれど、自分のボクシングが届かなかったなという思い」と語った。その言葉通り、ジャッジ3人の採点は119-109が2人、118-110が1人と大差がついた。

試合は序盤から手数の多いブラントがペースを握った。「流れが序盤から悪く、バランスもよくなかった」と村田。前に出る圧力が武器だが、相手にプレッシャーがかからず、右ストレートに対して左ジャブを返されて被弾するシーンが再三あった。今までの相手は専守防衛に徹して打ち返してこなかったのに反撃を許したのは、それだけプレッシャーを相手にかけられていなかった証拠だろう。

村田(左)を攻めるロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

村田(左)を攻めるロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

村田に判定勝ちし、笑顔のロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

村田に判定勝ちし、笑顔のロブ・ブラント(20日、ラスベガス)=AP

「倒せるチャンスで倒せなかったのが全て」と振り返ったのは5回。強い右を何度も当てて畳みかけたが、ブラントをつかまえられなかった。その後は再び、手数とフットワークで勝るブラントのパンチを浴び続け、珍しく傷だらけの顔で終了ゴングを聞いた。

「相手の方がインテリジェンスという点で上だったと思う。(村田の)右をしっかり見切って打ち終わりに左ジャブを当てられた。よく研究されたなという印象」。アマチュア時代から磨いてきた右ストレートと左ボディー、堅固なガードで世界のトップまで駆け上がってきたが、その限界を突きつけられたような感じかもしれない。

試合後、村田をプロモートする米トップランク社のボブ・アラム氏は「来年春にも日本でブラントと再戦させたい。村田は人間的にも大好きな選手。頭もいいから次は違う戦略で戦うはずだ」と語ったが、村田自身は「再戦を要求するような内容じゃなかったし、今はあまり考えられない」と明言を避けた。

陣営はこの試合でいい勝ち方をすれば、全階級を通じて歴代1位タイの17連続KO防衛を記録した元3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と19年にも日本で対戦する計画を持っていた。だが、今回の敗戦でドリームマッチも霧散した。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

格闘技 一覧

出発前に取材に応じる伊調馨(22日午前、羽田空港)=共同

 レスリングのアジア選手権(23~28日・西安=中国)に出場する女子の日本代表が22日、羽田空港から出発し、五輪5連覇を目指す57キロ級の伊調馨(ALSOK)は2016年リオデジャネイロ五輪以来約2年 …続き (22日 13:01)

決勝で朝比奈(下)を破り2連覇の素根=共同

 決勝は全日本選抜体重別以来の再戦。先に2つ目の指導を受け、延長戦にもつれた展開も2週間前をなぞるようだった。しかも雪辱に燃える朝比奈の気迫は前回以上。延長戦も3分すぎまでは守勢に回り、素根は「焦りが …続き (21日 22:42更新)

柔道の全日本女子選手権で2連覇を果たした素根輝(21日、横浜文化体育館)=共同

 体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は21日、世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)女子78キロ超級代表最終選考会を兼ねて横浜文化体育館で行われ、18歳の素根輝(環太平洋大)が決勝で昨年世 …続き (21日 20:38)

ハイライト・スポーツ

[PR]