NGOが国連に独自調査要求、サウジ記者殺害疑惑
事務総長は「関係国賛同すれば実施」

2018/10/19 5:24
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【米州総局】国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウオッチなどの非政府組織(NGO)は18日、国連本部で記者会見し、サウジアラビア記者の殺害疑惑の真相解明に向けて国連独自の調査を実施するよう求めた。国連のグテレス事務総長は「関係国が賛同すれば調査を行う」方針を広報官を通じて明らかにした。

18日、国連本部で会見するNGOの幹部(ニューヨーク)

会見したのはヒューマン・ライツ・ウオッチのほか、アムネスティ・インターナショナル、ジャーナリスト保護委員会の幹部。ヒューマン・ライツ・ウオッチのルイス・シャルボノー氏はサウジ政府による調査は「信頼性に欠けている」と述べ、「真実の隠蔽が懸念される」と指摘した。

サウジ政府を批判していた著名記者のジャマル・カショギ氏は2日、トルコのサウジ総領事館に入館後に行方不明になった。サウジ政府によって殺害されたとの見方が広がっている。

国連は過去にも類似の調査を実施したことがある。2008年にパキスタン政府はブット元首相の暗殺をうけて潘基文(バン・キムン)国連事務総長(当時)に独立委員会の派遣を依頼。同委員会は10年に報告書を公表した。

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