北海道内の金融機関、被災の個人向け住宅ローン拡充
北海道内の金融機関が地震で被災した個人向けに住宅ローン商品を拡充している。北洋銀行は17日から「ほくよう住宅ローン」の取り扱いを始めた。住み替えや建て替え、リフォームなどに対応し、融資額は最大1億円。既に契約している住宅ローンと一本化し、最長40年で借り換えることも可能で、二重の返済義務を負わずに済む。
北海道銀行も9月から「道銀・リフォームローン」を用意。被害を受けた住宅の修繕や増築などに最大1000万円を貸す。元本返済を最長5年間、猶予することもできる。
北海道信用金庫も9月から「災害復旧ローン」を取り扱っている。自宅や家具・家電などの修理、買い替えで500万円まで貸し出す。11月11日にはローン相談会を道内19店で開く予定だ。