ケンコーマヨ、大豆ミート投入 菜食主義に照準 - 日本経済新聞
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ケンコーマヨ、大豆ミート投入 菜食主義に照準

業務用マヨネーズ大手のケンコーマヨネーズは18日、肉の代替品として注目される大豆ミートを使用したメニューを外食店など業務用に投入すると発表した。キーマカレーやボロネーゼとして訪日客(インバウンド)が利用するカフェやホテルへ採用を働きかける。訪日客需要も高まる中、健康志向やベジタリアン(菜食主義者)へ対応した食材として販売する。

「やさいと大豆ミートのキーマカレー」と「ボロネーゼ」を15日、発売した。大豆ミートは見た目は肉に似ているが、大豆独特の臭みも少ない。動物性食品にアレルギーを持つ人やベジタリアンでも食べられる。海外で人気に火がつき、最近は国内でも投入する食品メーカーや採用する外食店が増えている。

18日から外食店のバイヤーや商社担当者が参加する展示会を開き、本格的な営業活動を始める。展示会には5000人の来場を見込む。

炭井孝志社長は「消費者の原材料へのこだわりはますます強くなっている。大豆ミートのような海外発の新たな食のトレンドに対応したメニューを提供していくことが必要だ」と述べた。

展示会では需要の高まっているサラダメニュー向けにワサビや抹茶、白滝など日本食の食材も紹介した。抹茶と白あんで作ったあえ衣で調理すると緑色のゴボウに仕立てられる。「インスタ映え」を意識したメニューを提案する。

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