/

英離脱交渉「クリスマスまでに合意を」EU交渉官

首脳会議が開幕、メイ英首相は新提案せず

【ブリュッセル=森本学、中島裕介】欧州連合(EU)首脳会議が17日、ブリュッセルのEU本部で開幕した。英国のEU離脱を巡ってバルニエ首席交渉官は、英を除く27カ国の首脳に、円滑な離脱を実現するには英・EUがクリスマスまでに離脱交渉で合意する必要があると語った。会議前にEU側は交渉打開へメイ英首相に新提案を求めていたが提案はなく、首脳らは11月の首脳会議の開催決定を見送った。

17日の会議では、まずメイ氏が27カ国首脳に離脱交渉の方針を報告した。EUのトゥスク大統領は会議前にメイ氏に交渉が行きづまっているアイルランド国境問題を巡って新たな提案を求めていた。しかし首脳会議出席後に記者会見した欧州議会のタヤーニ議長によると、メイ氏から「実質的に新しい内容の説明はなかった」。

一方、オランダのルッテ首相によると、バルニエ氏は27カ国首脳に対し、混乱を伴う「合意なし」離脱を避けるためには「クリスマスまでに英・EUが合意する必要がある」と説明したという。英・EUの交渉合意後に待ち構える英議会の承認手続きに必要な時間を確保するためだ。

英を除く27カ国の首脳らは9月、10月の首脳会議までに離脱交渉を巡って「最大限の進展」を確認できれば、11月17~18日に臨時のEU首脳会議を開き、正式合意を目指す方針で一致していた。

しかし、この日の会議では首脳らが期待していたほどの離脱交渉の進展がなかったため、11月の首脳会議の開催決定は見送りに。代わりに、首席交渉官レベルの離脱交渉で「決定的な前進」が確認できれば、すぐにEU首脳会議で正式合意するとの確認にとどめた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン