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米、トルコに音声記録の提供求める 記者殺害疑惑で

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は17日、サウジアラビア政府に批判的な著名記者がトルコの総領事館で殺害された疑惑に関連し、トルコ政府に証拠となる音声や映像記録を提供するよう求めたと明らかにした。複数の米メディアによると、サウジ政府は尋問中に誤って殺害したとの説明を準備しているが、記録が提供されればサウジ側の説明との矛盾が明らかになる可能性がある。

同日の閣議で記者団に語った。トランプ氏はトルコ当局に要請した記録は「おそらく存在する」と述べ、疑惑の事実関係について「週内に知ることになるだろう」との見通しも示した。

ただ「サウジは中東での重要な同盟国だ」と述べて、捜査結果が出るまでサウジ政府の責任を問うのは早計との考えも改めて示した。17日のFOXニュースのインタビューでは武器輸出の拡大やイランの中東での影響力抑止に向けて「サウジと関係を断つのは望ましくない」と語った。

米議会はサウジに経済制裁を含む強硬策をとるべきだとの声が広がっている。仮にトランプ政権が疑惑をめぐってサウジを擁護する姿勢を明らかにすれば議会が猛反発するのは必至だ。

ポンペオ米国務長官は16~17日にサウジとトルコをそれぞれ訪問。記者殺害疑惑について両国政府と捜査状況や今後の対応について協議した。

サウジ出身で政府批判をしていた記者、ジャマル・カショギ氏は2日、イスタンブールのサウジ総領事館を訪れ消息を絶った。トルコメディアによると、トルコは総領事館や総領事公邸に捜査班を送った。

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