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ウルグアイも圧倒 日本代表、早くも「森保色」に
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/10/18 6:30
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「チームコンセプトのもと、選手たちは個の力を発揮してくれた」

10月16日、埼玉スタジアムで強豪ウルグアイを相手に4-3で勝利をつかんだ後、日本代表の森保一監督は試合の重要なポイントとしてこんな話をした。

チームコンセプトも個の力があってこそ

「チームコンセプト」という用語を端的に説明するのは難しいが、「チームとしてやろうとしているサッカー、チームの約束ごと、決めごと」などととらえればそう遠くはないだろう。

攻守の切り替えの速さ、互いの距離感、ボールを奪ったら素早く前方に出し、サポートにつき、相手に守備組織をつくらせずに攻め切る。攻守ともにチームとして連動し、守備では全体をコンパクトに保ってはっきりとしたチャレンジとカバー、攻撃では速いテンポのパスとボールなしのランニングを組み合わせたコンビネーションでの突破……。

ウルグアイに勝利し、ベンチで選手と握手する森保監督=共同

ウルグアイに勝利し、ベンチで選手と握手する森保監督=共同

すべて現代サッカーの常識と言っていいことだが、森保監督は例外をつくることなく、チーム全員にそれを求める。だがそれだけではチームは躍動しない。局面局面では、個々の選手たちが自分の長所をフルに生かして果敢に勝負に出ることで、「チームコンセプト」はよりいっそうの力をもつ。

言葉にすれば、ごく当然のことのように聞こえるかもしれない。しかしそれをバランスよく実行するのは決して簡単ではない。

ところが実際に活動を始めて2カ月目、3試合にして、森保監督は早くもチームに「コンセプトと個の力」の絶妙なバランスをもたらした。すなわち「森保色」に染め上げてしまったのだ。

北海道を襲った地震でチリ戦を開催することができず、コスタリカとの1試合だけとなった9月の活動では、先のワールドカップで中心となった選手たちの招集を見送り、国内組と若手の海外組を中心にチームを組んだ。そしてパナマ、ウルグアイと対戦した「10月シリーズ」では「フルメンバー」といっていいチームを招集。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング5位のウルグアイとの一戦を「現時点の力を試す最高の機会」と想定し、パナマ戦はいわば「サブメンバー」で戦った。

そのパナマ戦も、小林悠と浅野拓磨がけがで辞退したこともあり、前線にはワントップに大迫勇也、トップ下に南野拓実という「レギュラー組」を起用し、南野の先制点が効いて3-0で勝利を飾った。

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