2019年2月19日(火)

ソフトバンク首脳 サウジ問題「心配している」

2018/10/17 10:02
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【シリコンバレー=佐藤浩実】ソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ最高執行責任者(COO)は16日、サウジアラビア政府に批判的だった著名記者ジャマル・カショギ氏の殺害疑惑について「何が起きているのか心配している」と語った。サウジ政府も出資する運用額10兆円規模のソフトバンク・ビジョン・ファンドへの悪影響が懸念されるが、「判断するには時期尚早だ」との見解を示した。

ソフトバンクグループのマルセロ・クラウレCOO

ビジョン・ファンドも出資する英半導体設計子会社のアーム・ホールディングスが米サンノゼで開いた年次技術会議で、日本経済新聞などの取材に応じた。クラウレ氏は「刻々と新しい情報が出ており、状況を注視している」と話した。

ビジョン・ファンドを巡っては、10月初旬にサウジのムハンマド皇太子が米メディアとのインタビューで、450億ドル(約5兆円)を追加出資する方針を語っていた。この点についてクラウレ氏は「誰も(2号ファンドを立ち上げる)日付を明言しておらず、コメントすることはない」と話した。

一方、アームのサイモン・シガース最高経営責任者(CEO)は2016年9月にソフトバンクの子会社になって約2年の変化を語った。「従来は1つか2つの分野に絞って投資をしていたが、幅広い投資を並行して進められるようになった」という。

成果として、技術者を中心に約2千人を採用して人員規模を約1.5倍の6千人超まで増やしたこと、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」分野での買収を実現したことを挙げた。

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