2019年9月22日(日)

中村王座が激戦制し連勝、最終局へ 将棋王座戦第4局

囲碁・将棋
2018/10/16 22:23 (2018/10/16 23:41更新)
保存
共有
印刷
その他

16日朝から新潟県南魚沼市の龍言で指されていた第66期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第4局は、午後10時17分、137手で、先手の中村太地王座(30)が斎藤慎太郎七段(25)を破った。中村王座は2連敗後の2連勝で対戦成績を2勝2敗のタイとした。持ち時間各5時間のうち残りは中村王座2分、斎藤七段1分。

将棋王座戦の第4局を制し、対局を振り返る中村太地王座(16日午後、新潟県南魚沼市の龍言)

将棋王座戦の第4局を制し、対局を振り返る中村太地王座(16日午後、新潟県南魚沼市の龍言)

勝った方が王座のタイトルを手にする最終第5局は30日に甲府市の常磐ホテルで指される。

この日の将棋は角交換の後、両者とも銀を中央に進出させる相腰掛け銀の形となり、玉を固めた先手が主導権を握った。受け身になるのを嫌った後手は44手目6五歩で開戦。先手は銀損ながら敵陣にと金を作り、さらに3四銀(61手目)~4五角と銀捨てから王手飛車取りの大技をかけた。

投了図は▲9七玉まで

投了図は▲9七玉まで

後手も4四角(56手目)の利きを生かした攻めで先手玉に厳しく迫り、一時は「後手がわずかに指せるのではないか」との声があがった。だが、寄せに出てからの「7六桂(88手目)が手順前後の緩手」(解説の村山慈明七段)で形勢は混沌。その後もギリギリの攻防が続いたが、最後は中村王座が粘る後手の猛追を振り切った。

【指し手】▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7六歩△3二金▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成▲同 銀△2二銀▲4八銀△6二銀▲3六歩△3三銀▲3七桂△4二玉▲4六歩△5二金▲6八玉△6四歩▲7八金△6三銀▲4七銀△7四歩▲7九玉△7三桂▲5八金△1四歩▲9六歩△9四歩▲1六歩△8一飛▲5六銀△6二金▲6六歩△5四銀▲6八金右△5二玉▲8八玉△4二玉▲9八香△6五歩▲同 歩△同 桂▲同 銀△同 銀▲6三歩△7二金▲6四桂△7三金▲6二歩成△6四金▲4五桂△4四角▲3三桂成△同 玉▲4五銀△7五歩▲3四銀△同 玉▲4五角△3三玉▲8一角成△7六歩▲4五馬△3四歩▲7一飛△7七歩成▲同金右△7六桂▲9九玉△8八銀▲同 金△同桂成▲同 飛△7九銀▲9七銀△7六歩▲7八金△8八銀成▲同 銀△7七桂▲同 桂△同歩成▲同 銀△7六桂▲6六歩△2二玉▲3五桂△2九飛▲8九銀△6六銀▲7六飛成△7五銀打▲2四桂△同 歩▲6六竜△同 銀▲2三銀△同 金▲同桂成△同 玉▲3五桂△同 角▲同 歩△4四金▲同 馬△同 歩▲5六角△2五歩▲2九角△7七銀成▲5六角△4五銀▲7七金△5九角▲4五歩△7七角成▲8八銀打△同 馬▲同 銀△4九飛▲7九歩△7六桂▲7七銀打△7八歩▲7六銀△8九金▲同 玉△7九歩成▲同 銀△7七桂▲8八玉△9九銀▲9七玉まで137手で中村王座の勝ち

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。