2019年3月21日(木)

福岡天神・明治通り沿い再開発 地下道や商業施設を整備

2018/10/16 20:26
保存
共有
印刷
その他

福岡市は16日、同市天神地区の明治通りに面する天神2丁目南ブロックの大型再開発に向けた街づくり計画原案を議会に報告した。容積率を最大1300%まで拡大する独自の規制緩和制度を活用するために、地下通路や商業施設を整備し、街のにぎわいを創出する。

同ブロックは南北を明治通りと商店街の新天町、東西をメルヘン通りと天神西通りに挟まれ、広さは約1.1ヘクタール。ビル8棟の地権者10者が再開発に向けた連携で合意。市が地区計画の「変更原案」を議会に報告した。

市が進める都心部の再開発構想「天神ビッグバン」で設定された容積率の加算制度の要件を満たすため、低層階にはカフェやショールームなどの商業施設を配置。標識の統一や沿道の緑化にも取り組み、にぎわいと風格のある街並みをめざす。2024年末までに竣工すれば、現在700%の容積率が最大1300%に拡大する。

さらに明治通りに沿って東西に約150メートル、幅4メートルの地下通路を新設する。両端には地上と地下を結ぶ約100平方メートルの立体広場を設ける。地下鉄天神駅まで階段がないバリアフリー環境となる。

地上部分では建て替える建物の壁面をこれまでから1~4メートル後退(セットバック)させ、歩行者通路にゆとりをもたせる。南北に結ぶ通路も新設し、街の回遊性を高める。

天神ビッグバンは国家戦略特区に伴う航空法の高さ制限緩和と、市独自のビル容積率緩和を組み合わせることで、更新期を迎えた同地区の再開発を促す施策。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報